近年、子供のスマートフォン利用率は上昇傾向にあり、子供に専用の携帯電話を持たせる家庭が増えています。しかし、家庭以外の場所でもインターネットが利用され、保護者の目が届きにくいのが現状です。とはいえ、インターネットにはさまざま危険が潜んでおり、子供では善悪の判断ができません。
そこで、子供たちが違法サイトに引っかからないためにするべきことをご紹介します。
子供に及ぶインターネットの危険性とは
今や、インターネットは大人だけではなく子供にとっても欠かせないものとなりました。しかし、中には漫画 海賊版が掲載された違法サイトやアダルトサイトといった子供に悪影響を及ぼす不適切な情報が数多く存在します。その結果、インターネットによりさまざまトラブルが報告されているんです。
- 誹謗中傷やいじめ
- 児童ポルノ
- 個人情報の流出
- 高額課金
- 犯罪に加担してしまう
- 詐欺被害
インターネットの利用方法を誤ると、自分が気付かないうちに犯罪に加担していたり、詐欺被害に逢ってしまったり、性的被害に遭ってしまうなど取り返しのつかない犯罪に巻き込まれることがあります。
子供を危険から守るためにするべきこと
インターネットには、子供を狙った犯罪も多く被害を受ける子供たちが後を絶ちません。そのため、大人たちはそういった危険から子供を守るための安全対策が必要とされます。
フィルタリングを活用する
まずは、不適切なサイトや危険サイトにアクセスしないようコントロールしてくれるフィルタリング機能を活用しましょう。というのも、海賊版サイト見るだけでもワンクリック詐欺やウイルスに感染する危険性があります。しかし、今や、違法サイトは大人でも見分けをつけることが難しく、とても危険です。また、うっかりアダルトサイトへアクセスしてしまうことも考えられます。
そのため、フィルタリング機能を活用して、そういったサイトへのアクセスを回避し、犯罪やトラブルを未然に防ぎましょう。
ペアレンタルコントロールを活用する
ペアレンタルコントロールとは、子供のスマートフォンの利用状況を保護者が把握し、制限する取り組みのことです。ペアレンタルコントロールを活用すれば、スマートフォンの利用時間やWebサイトの閲覧制限、アプリの利用制限、課金制限などを設定することができます。それにより、スマートフォンの使いすぎや出会い系やコミュニティサイトへのアクセスなどを防ぐことが可能です。
設定の解除は保護者でしかできないため、違法サイトなど危険性のあるサイトへ引っかかるリスクが少なくなるでしょう。
インターネットの危険性を教える
大人が子供のスマートフォンを制限、管理して守ることはとても大切です。しかし、インターネットによる危険性を子供に教えることも必要になります。
「違法サイトにアクセスするとどんな危険性があるのか」、「そもそも違法サイトとはなにか」など危険性を学べばアクセスしたり、トラブルに巻き込まれることも避けられるかもしれません。
子供と一緒になって、インターネットの危険性や利用目的、利用場所、利用時間などのルールを話し合っておけば、少しでも安全に安心して利用することができるでしょう。
