近年トレーディングカードがコレクターの間でも話題となり、ポケモンカード(ポケカ)では1枚あたり1,000万円を超えるものもあったりして、投資の対象になっています。
そんなトレカにおいて、新しく人気を博しているのが大人気漫画『ワンピース』のトレーディングカードゲームです。
コレクションとしても人気の高いこのゲーム、プレイについても、とても高評価を得ています。
そこで今回はそんなワンピースカードゲームについて、プレイするにあたってのルールを紹介していきます!
ルール①デッキは61枚で構成する
ワンピースカードゲームのルール1つ目はデッキの構成についてです。
ワンピースカードゲームは
- リーダーカード1枚
- デッキ50枚
- ドン‼︎デッキ10枚
の合計61枚で構成します。
また、デッキは
- キャラクターカード
- イベントカード
- ステージカード
それぞれを組み合わせて組みます。
覚えておくべきポイント
- 「デッキ」には全く同じカードを4枚まで採用できる
- リーダーカードと同じ色のカードしかデッキに入れることができない(混色カードの場合はリーダーと同じ2色が使用可能)
ルール②勝利条件
ワンピースカードゲームで勝利する条件は
- 相手リーダーのライフが0の時、相手リーダーカードとのバトルに勝つ
- 相手のデッキカードが0枚になる
このいずれかを満たすことです。
「ライフ」とはリーダーカードの右下に小さく書かれている数字を指します。
リーダーカードが相手のリーダーやキャラクターカードからアタックを受け、バトルに負けてしまった際にライフは1ずつ削られていきます。
このライフを守るため、さまざまなデッキのカードを駆使して戦うのが基本の流れです。
ルール③カードの種類
ワンピースカードゲームの対戦で利用するカードの種類は
- リーダーカード
- キャラクターカード(50枚のデッキに含まれる)
- イベントカード(50枚のデッキに含まれる)
- ステージカード(50枚のデッキに含まれる)
- ドン!!カード
上記5種類です。
以下より5種類のカードの見方について簡単に解説していきます。
リーダーカード
- カード右上:パワー
- カード下部の白い枠内のテキスト:このカードが持つ効果
- カード右下:ライフ
デッキの方向性を左右する重要なカードです。
「ライフ」が0になった時に相手からのアタックが成功してしまうと負けとなるため、なるべくリーダーがバトルをしなくても良い状況を作ることが重要です。
採用できるリーダーカードはデッキに1枚まで、リーダーカードと同じ色のカードを使ってデッキを組む、というルールがありますので、“リーダーとして強い”だけでなく、“この色が強いからこの色のリーダーを活躍させたい”という決め方も重要ですね!
キャラクターカード
- カード左上:登場させるために必要なドン!!カードの枚数
- カード右上:このカードが持つパワー
- カード左:カウンター効果発動時にカードのパワーアップが可能な数値
- カード枠内のテキスト:このカードが持つ効果
アタックを仕掛けたり、リーダーや他キャラクターカードの性能を上げたり、相手の攻撃をブロックしたりなど、さまざまな効果を持つカードがあります。
キャラクターカードの場合はキャラクター名のすぐ上に「CHARACTER」と小さく表記されており、キャラクター名のすぐ下にはそのカードの特徴が記載されています。
イベントカード
- カード左上:このカードを使うために必要なドン!!カードの枚数
- カード枠内のテキスト:このカードが持つ効果
- カード枠内テキストの下部(トリガー):コストを支払わずにこのカードを使うための条件
イベントカードはコストを支払うことで手札から出して使える、使い捨てのカードで、キャラクターカードと同様に、同じカードは4枚まで採用することができます。
ステージカード
- カード左上:このカードを場に置くために必要なドン!!カードの枚数
- カード枠内のテキスト:このカードが持つ効果
コストを支払うことで、場に1枚だけ置いておくことができるカードで、バトルを有利に進めるための重要な役割を持っています。
キャラクターカード、イベントカード同様に同じカードは4枚までデッキに取り入れることが可能です。
ドン!!カード
ドン!!カードはキャラクターカードを登場させたり、効果を利用するためのコストとして必要です。また、カードに付与することでパワーを底上げすることが可能です。
ドン!!カードは先攻の1ターン目のみ1枚、そのあとは毎ターン2枚ずつ自動で増え、最大10枚まで場に置くことができます。
実際のプレイイメージ
最後にカードをどこに置いて、自分のターンでは何をするのかをまとめるので、実際にプレイしてみるイメージを持ってみてください!
カードの置き場
カードを置く位置は以下の通りです。
1.CHARACTER AREA
キャラクターカードを登場させる場所。最大5枚のキャラクターカードが登場可能。
2.LEADER CARD
リーダーカードを置く場所。
3.STAGE CARD
ステージカードを登場させる場所。各プレイヤーが1枚まで登場させることができる。
4.DECK
自分のデッキを置く場所。ここからカードを引き、ゲーム展開に直接影響を与えます。
5.TRASH
KOされた(バトルで負けた)キャラクターカードや、使い終わったカードを置く場所。
6.COST AREA
ドン!!カードを置く場所。ここに置いてあるカードを使用してバトルが可能。
7.ドン!! DECK
ドン!!デッキ置き場。
8.LIFE
ライフのカードの設置場所。
自分のターンでやること
自分のターンは以下の5つのフェイズで構成されます。文章で見てみると難しく感じるかもしれませんが、プレイしてみると簡単です。
1.リフレッシュフェイズ
レストのカードがアクティブになったり、付与したドン!! カードがドン‼︎カード置き場に戻ります。
2.ドローフェイズ
デッキからカードを1枚ひきます。
3.ドン!!フェイズ
ドン!! デッキより2枚コストエリアに置きます。
4.メインフェイズ
カードを登場させたり、リーダーやキャラでアタックできます。相手のライフを0にできるように戦略を立て、プレイしましょう。
エンドフェイズ
相手にターンが移ります。
最後に
今回は小栗旬さんがCMに出演したことでも話題となったワンピースカードゲームのルールについて紹介してきました。
UNO 公式ルールと同様に簡単で、1,2回プレイすればルールもしっかり理解できそうな作りとなっています。
カードのコレクションとしても価値のあるワンピースカードゲームをぜひプレイしてみてくださいね!